大覚寺を見学した後、バスでしょうざんリゾート京都に向かいました
そこからタクシーに乗り換えて鷹峯にある常照寺へ
常照寺は1616年に日乾上人が開創、鷹峯檀林(学寮)と称されました
寛永(1624~44)の頃2代目吉野太夫が寄進した朱塗の山門を入ります
本堂に入って住職さんからお寺についての説明を聞いた後境内を見て回ります
本堂の屋根にいる狛犬
2016年11月23日に来た時よりも綺麗でした
夏の台風で大きな木をたくさん切り倒したそうですがもみじの木だけは大丈夫だったそうです
吉野太夫が好んだ大丸窓(俗に吉野窓)がある茶席遺芳庵
吉野太夫のお墓 遺言により日乾上人廟の裏手に葬られています
歌舞伎俳優や芸能人、数寄者がこの地を訪れるそうです
次に訪れたのは曹洞宗のお寺「鷹峰山 寶樹林 源光庵」
1346年に臨済宗大徳寺の「徹翁義亨」の隠居所として開基し、当初は復古堂と呼ばれていました
1694年「卍山道白」により曹洞宗に改宗されました
本堂の前にある楓の木が綺麗に色づいていました
本堂内
本堂の血天井は伏見桃山城から移築したものだそうです
1600年徳川家家臣「鳥居元忠」一党1800人が石田三成の軍勢と交戦し討死
残る380余人が自刃して相果てた時の恨跡だそうです
「悟りの窓」
円型は「禅と円通」の心を表し、円は大宇宙を表現しているそうです
「迷いの窓」
角型は「人間の生涯」を象徴し、生老病死の四苦八苦を表しているそうです
書院にある江戸時代の「山口雪渓」の襖絵
書院裏にある枯山水庭園
悟りの窓、迷いの窓から見えているもみじ