天岩戸神社から次の目的地へ行く途中に世界農業遺産の看板を見て車を止めました
高千穂郷と椎葉山地域は森林に囲まれ平地が少ない環境下で木材や椎茸、和牛、茶、稲作等を組み合わせ
農業と林業とを複合的に行う事で森林の保全と活用とのバランスを図りながら生活の糧を得ています
その営みは森林や農地に生息する希少動物の保全、山々を覆う棚田などの美しい景観、
そして五穀豊穣を願う神楽などの伝統文化を育んできました
こうした人々の暮らしが世界的に高く評価され今後も次世代に継承すべき農業システムとして
平成27年に世界農業遺産に認定されたのだそうです
あまてらす鉄道から鳥居が見えていて気になった荒立神社へ行ってみました
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天照大神の命を受けてこの国に降臨される途中で
天孫一行を道案内された猿田彦命が天鈿女命と結婚して住まわれた地と伝えられています
切り出したばかりの荒木を利用して急いで宮居を造った為、荒立宮と名付けられたそうです
拝殿
猿田彦命と天鈿女命の2柱を主祭神としています
こちらの宮司さんは御祈祷の時に話していない相談事を指摘したり
心に秘めた悩みについてアドバイスをしてくれると言われています
敷地内には歳神さまも祀られています
七福徳寿板木(しちふくとくじゅばんぎ)
この板木を心をこめて力強く7回打つと願いが叶うと言われています
お昼ご飯は宿泊した「旅館神仙」が運営するカフェ「TAKACHIHOYA」でいただきました
ロコモコボウル
九州パンケーキベーコンエッグ
九州パンケーキフルーツバニラ
高千穂で最後に訪れたのは「天真名井(あまのまない)」
天孫降臨の時、この地に水がなかったため天村雲命(あめのむらくものみこと)が
再び天上に上がられ水種を移されたと伝えられています
けやきの根元から今も天然水が湧き出ています
高森町の325号線から265号線に入る所で阿蘇の噴煙が見えました
月廻り公園で休憩をして阿蘇五岳を眺めました
根子岳(標高1433m)
城山展望所(標高748m)から見た阿蘇五岳
これで2018年11月22日から23日の高千穂旅行のお話はお終いです