あまてらす鉄道を降りた後に向かったのは天岩戸神社の西本宮
鳥居の前で天照皇大御神の像が出迎えてくれます
西本宮拝殿
西本宮は天照皇大神がお隠れになられた天岩戸(洞窟)を御神体としてお祀りしています
拝殿の後ろには天岩戸を直接拝観するための遥拝所があります(天岩戸は撮影禁止です)
ご神木の招霊(おがたま)の木
天鈿女命が天岩戸の前でこの木の枝を持って神楽を舞ったと言われています
秋になる赤い実が神楽鈴の起源だと伝えられています
神楽殿
古代銀杏
長野県諏訪とここの2か所しかないと言われていて特異な葉と実の形をしています
お参りをした後、こんな道を通って八百万の神が集まって岩戸開きの相談をした所へ向かいました
岩戸川にかかる
太鼓橋を渡って西本宮から10分くらいで
天安河原(別名 仰慕ケ窟(ぎょうぼがいわや)間口40m 奥行き30m)に着きます
元々は社のみがあり信仰の対象になっていましたが、
いつのまにか祈願を行う人達の手により石が積まれていくようになりました
天安河原から見た岩戸川
来た時と同じ道を戻ります
青空と色づいた葉が美しかったです
西本宮の参道にある家々の軒先に神楽面が飾ってありました
左上 思兼神(おもいかねのかみ)天岩戸開きの企画をされた知恵の神様です
右上 天鈿女命(あめのうずめのみこと)天岩戸の前で舞われた神楽起源の神様です
左下 吾平津姫(あひらつひめ)神武天皇が高千穂の地で結婚された姫神です
右下 鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)神武天皇の父神です
左上 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと) 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の御子で山幸彦とも言います
右上 猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)天孫降臨の時、瓊瓊杵尊を葦原中国へと導いた神です
左下 天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)天照大神の孫です
右下 木花開耶媛命(このはなさくやひめのみこと)瓊瓊杵尊と結婚された女神です
左上 三毛入野命(みけいりのみこと)神武天皇の兄で高千穂の地を荒らしていた霜宮鬼八を退治されました
右上 天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)天照大神の孫で瓊瓊杵尊の父神です
左下 国常立尊(くにとこたちのみこと)国土の永遠を祝福する神様です
右下 天児屋根命(あめのこやねのみこと)天岩戸開きで太祝詞(ふとのりと)を奏じられました
手力男命(たぢからおのみこと)天岩戸から天照大神を岩戸の外へ引きずりだした神様です
次に向かったのは天岩戸神社の東本宮
参道の入り口に行くと音楽が流れ天鈿女命が踊りだしました
こんな石段を登ります
東本宮は天照大神が天岩戸からお出ましになられた後、最初にお住まいになられた場所をお祀りしています
本殿の後ろを回って
ご神木の七本杉を見に行きました
七本杉は根が七本繋がっている杉の木です(右の七本)
この杉の右斜め下に天岩戸があります