宮殿は王族の住居であったとされる建物です 正面南側(写真の左側の階段)から中に入ります
宮殿の最初の部分は7世紀に建てられましたが、その後増改築され現在のようになったそうです
階段横の柵の中に漆喰彫刻が残っていました
長い間にわたり増改築が繰り返されたのでどの時代のものか特定は出来ないそうです
作られた当時は赤や青の彩色が施されていたそうです
階段を上りきった所から一方通行で回るようになっていました 入口は真ん中にあるアーチのある所です
マヤアーチのトンネルの中を進みます
所々にT字型の窓がありました Tはマヤ文字で風をあらわしているそうです
トンネルの中には間仕切りした部屋がいくつかありました
暗い中、階段を上りました
上りきった所で左後ろを見てみると次に訪れる神殿群の屋根が見えました
左を見ると先ほど訪れた碑文の神殿が見えました
宮殿の中にはスチームバス(写真手前)と水洗トイレもあったそうです
これが水洗トイレです
マヤ建築では珍しい4階建ての塔
見張り台として使われたとか天体観測用の塔だったとか諸説あるそうです
CASA「C」 661年に建造されたそうです
柱に残された漆喰彫刻
こちらの漆喰彫刻はかなり立体的でした
こちらはパカル王がトウモロコシの神に扮して踊っている所だそうです
宮殿の北側にはこのような風景が見えました
北側の通路にあった漆喰彫刻 少し色が残っていました
東の広場は3つのCASAに囲まれています
CASA「A」
CASA「A」の前にある彫刻された石板
662年の戦いの捕虜が彫り込まれているそうです
CASA「C」
CASA「C」の土台部分にも捕虜の彫刻と神聖文字が彫られています(階段の左側)
階段を挟んで3体ずつ6体の捕虜が彫られています(階段の右側)
階段には神聖文字が彫られていて、599年のカラクムルとの戦いの敗北から始まって
パカル王の時代の戦勝、659年の6名の捕虜を捕ったことまでが記されているそうです
CASA「C」の内部の壁にも漆喰彫刻が残っていました
神聖文字もありました
1周して最初の広場に戻って来ました 階段の右側に塔があります
CASA「E」の中にある石板は複製だそうですが金網があって近くで見ることはできませんでした
ガイドブックからお借りしました
双頭のジャガーに乗ったパカル王が母親から王冠を受け取るレリーフが彫られています
漆喰の壁に色が残っている部分がありました
屋根がなくなっている建物に石のベッド(?)がありました
出口の上にあったレリーフ
次は神殿群をご紹介します