マテーラのホテルから見た朝日です
8時半ごろホテルを出発して
マテーラの街の観光に行きました
未完成の城、トラモンターノ城の前でバスを降りてサッシ地区へ
サッシ地区の地図です
Giiovanni Pascoli広場へ
広場には1668年から1672年にかけて建設されたランフランキ宮(下の地図⑪)があります
1652年に廃止された旧カルメル修道院の上に建てられ1684年までは神学校本部の役割を果たしていたそうです
現在は文化保護局と美術館が設置されているそうです
旧カルミネ修道院の入口の扉
広場にはマテーラのサッシ(洞窟住居)を見下ろせる展望台があります
サッシがいつ頃作られたかは不明だそうですが8世紀から13世紀にかけて
東方からイスラム勢力から逃れた修道僧が住みつき130以上の洞窟住居を構えていたと言われています
マテーラ周囲からは旧石器時代の出土品も発見されている為かなり古くから人々が住んでいたと考えられているそうです
19世紀までは比較的快適な環境だったそうですが、20世紀初頭から人口が急速に増加し
元々は畜舎だった採光も水の流れも劣悪な洞窟をも住居として使用されるようになり
衛生状態も極度に悪化し1950年代に法整備を行いサッシ地区の住民(1万5000人)を強制移住させたそうです
その後、サッシ地区は無人の廃墟になっていましたが、歴史的価値が見直され世界遺産に登録された事から
観光客が増え、宿泊施設、食堂、工芸品の販売店が増え現在は洞窟住居の5分の1ほどが再利用されているそうです
サッシの中心は13世紀に建てられた石造りの大聖堂(下の地図①)です
Sasso Caveosoという地区を散歩しました
ランフランキ宮の横にあるCalata Domenico Riddolaという小道を下っていきました
この辺りは修復された地区なのか家も綺麗でした
坂道をどんどん下っていきました
所々に水飲み場がある広場がありました
Vico Mannesiという階段状の道を進みました
傾斜が付けられた広場は真ん中にある穴に雨水が流れるようになっていて地下には貯水池があるそうです
下に行くに従って道幅が少し広くなってきました
歩いている間、住民の人には会いませんでしたが
洗濯物が干しているのを見て暮らしている人がいるんだと実感しました
下に見えていた大聖堂が上の方に見えてきました
坂道を下りきった所には車が見えていました
ブルーノ・ブオッジ通りです
サッシ地区で一番大きな通りだそうです
通りの両側にはB&Bやレストランがたくさんありました
そんな一角で視線を感じたので覗いてみると猫ちゃんがいました
お土産物屋さんの前にあったサッシ地区の模型
ブルーノ・ブオッジ通りを進みます
脇道のサン・ピエトロ・カヴェオゾ通り
お散歩はこの後も続きます