擺華巷から風順堂街を通ってこんなモザイクがある所に辿り着きました
マカオ歴史地区にある世界文化遺産のひとつ「聖老楞佐堂」です
1600年代半ばに建てられた「聖ローレンス教会」は、マカオで最も古い3つの教会の一つです
現在の外観および規模は1846年に再建されたものです
かつては海を臨む南湾の水辺にありポルトガル人船乗りの家族はこの教会の階段に集まり
船乗りの帰還を祈り待ち続けた事から「風順堂」と名付けられたそうです
中はこんな感じです
新古典様式の造りの中にバロック調の装飾もあります
中央祭壇には処刑された際の鉄板を持つ聖ローレンスの像が祀られています
美しいステンドグラスがあります「ルルドの聖母マリア」
「ファティマの聖母マリア」
聖ローレンスの生涯を描いたもの
「受胎告知?」
風順堂街を通り風順堂上街へ
こんなアーチの石門をくぐると
世界遺産のひとつ「聖ヨセフ聖堂」が見えてきます
1758年にイエズス会によって建てられた修道院を併設するバロック様式の教会です
右側にはマカオ最古のガジュマルの樹があります
内部はこんな感じです
天井はマカオでは珍しいドーム型です(全長22m)
パイプオルガンがありました
説教壇の下には最後の晩餐のレリーフがありました
聖フランシスコ・ザビエルの遺骨(右上腕部)が祀られています
教会の横にはキリスト教ゆかりの芸術品をおさめた博物館もあります
聖ヨセフ修道院(中には入れません)
1728年に設立された修道院でイエズス会の修道士が追放された後、ラザロ派の聖職者に引き継がれました
1800年にはポルトガル女王ドナ・マリア1世から「レアル・セミナリオ」という称号が与えられました