2019年3月25日 従心苑の続きです
石の橋を渡って対岸にある建物の2階部分から見えた東屋へ行ってみる事にしました
後ろの大きな建物は鳳明楼(地図18)1981年にオープンしました
中国宮殿様式の2階建てで屋根は緑のガラスタイルで覆われていて500人を収容できるそうです
東屋の屋根には中国建築の装飾があります
右から霊鳥に乗った仙人、脊獣・走獣が4体、少し離れて旁吻(龍)です
これらの装飾動物は魔除け、火除けの他に雨漏りも防止しているそうです
こんな回廊を通って東屋へ向かいました
東屋にあった机は3頭の獅子が支えていました
開園90周年を記念して贈られた鮎背霊石
開園95周年に植えられた羅漢松の木
ブラシノキ(オーストラリア原産)の下には
池の鯉が集まってました
奥に進んでいくと中国らしいお庭がありました
こちらの東屋からは
こんな景色が見えました
動物の形をしたこんな岩や
こんな岩もありました
この奥からも大殿へ抜けられるのですが通行止めになっていたので元来た道を戻りました
意密堂(地図17)
元々は道教の司祭の私室だったもので1982年に再建されました
玉液池(地図12)
五行思想の5つの要素「火・水・木・金・土」に従って造られた円形の噴水です
1936年初頭に造られた時は十字花模様でしたが1961年に球形の散水花輪に変更され
1993年に7つの蓮の形で再設計されました
道教の修行では人の体のエッセンス、血、気、骨髄、脳、腎臓、心臓を7つの宝としています
7つの蓮はこの7つの宝を表しているそうです
孟香亭(地図13)
1933年初頭に建てられたもので1961年、1974年、1993年、2007年に再建されました
周囲に8つの赤い柱があり五行思想の「火」を象徴しています
2010年に仏教の四大守護神の磁器の像が付け加えられました こちらは北を守る多聞天
こちらは東を守る持国天 南を守る増長天と西を守る広目天は通行止めで見れませんでした
工事中の柵で大殿へは行けなくなってました