2018年11月25日、朝食が終わったのは6時40分でまだうす暗かったです
1号車にある展望車に行ってみました
夜のうちに進む方向が変わって先頭だった1号車は最後尾になっていました
開いていたこちらのドアを通って
展望デッキへ
停止していたのはこんな場所でした
展望デッキから見た後方の様子を動画でどうぞ *注意*音が出ます
しばらくして部屋に戻り外を眺めながらのんびり過ごしました
7時半頃、大田市の掛戸松島という景勝地にある「ロウソク岩」の近くを通りました
8時22分宍道駅に到着しました
横断幕を持った地元の方々と瑞風色のポストが出迎えてくれました
瑞風と瑞風バスが一緒に写せるのはこの駅だけなので
お迎えの稲田姫と松江武者応援隊の方と記念撮影しました
瑞風は次に私たちが乗るまでの間どこかへ移動していきました
瑞風の動く様子を動画でどうぞ *注意*音が出ます
バスは宍道湖を通り
以前島根県立古代出雲歴史博物館で見た銅鐸が発見された加茂岩倉遺跡の近くを通って
赤川を渡り
雲南市役所の前を通りました
職員の方々が窓から手を振って歓迎してくれました
三刀屋木次ICから出雲自動車道に乗り雲南吉田ICで降りた後
山道を進んで宍道駅から1時間くらいでこの日最初の見学場所に着きました
バスを降りてこんな道を歩いて高殿と呼ばれる建物へ向かいます
日本一の山林王と言われ松江藩の鉄師頭取を務めた田部家が経営し
1751年から1921年まで170年にわたりたたら製鉄(和鋼生産)が操業された場所です
高殿と呼ばれるこの建物は生産施設で全国に唯一現存するもので国の重要有形民俗文化財に指定されています
高殿の中は「たたら場」と呼ばれていて現在の製鉄工場のようなものだそうです
「たたら」とは砂鉄と木炭を用いる日本古来の製鉄法の事です
雲南市のホームページからお借りした中の配置図です
「炭町」という木炭を置く場所
「小鉄町」という砂鉄を置く場所
「村下(むらげ)」と呼ばれる最高責任者は一子相伝の世襲制だったそうです
建物の真ん中にある溶鉱炉と空気を送り込むフイゴ
村下のみが通ることが出来た村下坂
村下屋敷
高殿の横にある樹齢およそ200年と言われる桂の木
たたらの神様「金屋子神」は白鷺に乗って桂の木に降りたと言われています
2016年に日本遺産に認定されたこの場所は
「もののけ姫」や「たたら侍」のたたら場のモデルになっているそうです