南阿蘇での宿泊は「別邸 蘇庵」
数寄屋風建物、古民家風建物、モダン和風建物、大正モダン洋館の8棟、全16部屋の離れ形式の客室があるお宿です
私たちが泊ったのは古民家風建物「雪ノ下」
和室
ベッドルーム
洗面台
本物の焼酎樽を利用した樽風呂
お風呂はこれ一つでしたが、隣にある系列のホテルの大浴場、露天風呂、サウナも利用できます
夕食はお部屋で頂きました
左の前菜(器に入ったのはアサリ酒粕和え、右回りにうぐいす豆二色流し、ちまき、牛肉八幡巻き、菜の花柔らか蒸し、海老旨煮)
右のお皿は郷土料理(馬刺し、一文字ぐるぐる(分葱を茹でて巻いたもの)、辛子蓮根)
お造り(左上)鮪、カンパチ、イカ、ウニ 焼き物(右上)ヤマメの塩焼き
蓋物(左下)じゃが芋饅頭 デザート(右下)メロン、西瓜
台の物は阿蘇王すき焼き(お肉は1人前、野菜は3人前)
他に里芋赤だし、森のくまさんの釜炊きご飯、自家製お漬物がありました
朝食前に敷地内を散歩するとこんな景色が見えました
朝食はこんな感じでした
10時頃チェックアウトして近くにある道の駅「あそ望の郷くぎの」へ
芝生広場からは阿蘇の山々が眺められます
次に向かったのは「白川水源」
熊本市内を流れる一級河川白川の水源の一つで環境省の「日本の名水百選」にも選ばれています
常温14℃、毎分60トンが湧き出ています
水源の横にある「白川吉見神社」
水源の御祭神「国龍大明神(くにたつだいみょうじん)」と「罔象女命(みつはのめのみこと)」が祀られています
水源から流れ出た川では子供たちが水遊びしていました
次に向かったのは「高森湧水トンネル公園」
前日までは見えなかった阿蘇根子岳が綺麗に見えてました
旧国鉄が県境を越える鉄道を計画しトンネルを掘削していましたが、途中で地下水源を切断、湧水が出てきました
その湧水量の多さに鉄道建設は中止となり跡地に「高森湧水トンネル公園」がつくられました
トンネルの長さは2250m、そのうち550mを一般に開放しています
トンネル内には150mに渡ってクリスマスツリー50基が飾られていました
冬はクリスマスツリー、夏は七夕飾りがあるそうです
公開されているトンネルの奥に行くと水流と特殊ストロボを利用した「ウォーターパール」があります
トンネルのつきあたりでは岩盤から滝のように流れる水源を見ることができます
遊歩道に沿って流れる水は毎分32トン、年間17℃のトンネル内はヒンヤリと涼しかったです
お昼ご飯は「そば久木野庵」へ
こちらも1時間待ちで席が空いたら連絡してくれるという事で近くをお散歩しました
朝よりも雲は出てきましたが
阿蘇の山々が綺麗でした
45分ほど待って店内に入れました
この日は限定メニューだけだったのでこちらの「そば御膳」を頂きました
ざるそば、ちりめん山椒ごはん、お豆腐、煮物、座禅豆(大豆を煮た熊本の郷土料理「ざぜまめ」と読みます)
お昼を食べた後は近くにある和菓子屋さんやパン屋さんでお買い物をして
俵山峠へ
白い煙突みたいなのがたくさん立っていて何かな?って思ったら
風力発電用の風車のタワー部分でした
この辺りは2016年の地震での被害が甚大でまだ通行止めの場所も多々ありました
山の天気は変わりやすいと言いますが朝の青空が嘘のような真っ黒な雲が広がっていました
峠を越えて山田牧場でソフトクリームを食べ、七城メロンドームでメロンを買ってから家へ帰りました
これで5月の連休の旅のお話は終わりです