3月9日大分県日田市へ出かけてきました
まずは大山町にある「おおくぼ台梅園」へ
「梅栗植えてハワイへ行こう!」のキャッチフレーズの下、大山町で梅の栽培が始まって半世紀だそうです
約8ヘクタールの梅園に約6000本の梅が植えられています
淡いピンク色と
白色の梅が咲いています
梅園から少し歩いたところに河津桜も咲いていました
例年だと梅が散った後に咲くそうですが今年は同じ時期に咲いたそうです
梅を鑑賞した後は日田市内の豆田町へ
江戸時代幕府直轄の天領地「日田」の御用達商人が集中していた場所です
日田の旧家には京や大阪で買い求めた豪華絢爛なひな人形やひな道具が残されていておひなまつりの期間中に展示・公開されています
まずは「草野本家」へ
主家など4棟とその敷地は2009年に国の重要文化財に指定されています
中は撮影禁止でした
ホームページからお借りした写真です
享保時代(18世紀前半)から明治初期までの間に集められた178体に及ぶ雛人形が20畳の座敷にずらりと並べられています
一番上にある総檜造りの御殿は日田の大工が京都の紫宸殿を拝観し図面を引いて日田檜で作ったものだそうです
「草野本家」は日本のひな祭りイベントの発祥の地と言われています
次は「天領日田資料館」へ
おきあげ雛展が行われていました
「おきあげびな」は江戸時代から現代に至るまで筑後川流域の広域的な地域で広まっているものです
特に江戸時代には武士から庶民まで広く親しまれたのだそうです
その内容は「雛」にまつわるものから
歌舞伎の一場面を生き生きと描写したものまで多様です
大名の小判撒きなどの風刺的なものも作られていたそうです
次は一年中お雛様が展示されている「雛御殿」へ
250年前から現代までの様々なお雛様3500体が広い敷地内の複数の部屋に飾られています
古今雛(1764~1772頃流行)
享保雛(1716~1736頃流行)
立雛
雛御殿
木目込み人形
おきあげ雛とさげもん(福岡県柳川市に伝わる吊るし飾り)
現代の五人飾り
こんな猫のひな人形もありました
歩き疲れたので「アラスカンカフェ」でお茶にしました
珈琲はフレンチプレスで提供されます
カフェラテにはシロクマのラテアートが施されていました
カタラーナと
ワッフルを頂きました