続いての部屋はGreen Pilaster Room
緑のピラスター(付け柱)で飾られています
この部屋の天井画は「A Resting Military Commander Harkens to the Call of the Muses」
18世紀のイタリアの芸術家 Luvici Torelliの作品だそうです
部屋の真ん中にはフランス語でクラヴサンという楽器が飾ってありました
英語でハープシコード、ドイツ語、イタリア語でチェンバロと言われている楽器です
エカチェリーナ2世がお嫁入りの時に持ってきた小物入れ
恋人からもらったラブレターを保存していたそうです
次の部屋はThe Portrait Hall
ピョートル1世の娘第6代皇帝エリザヴェータ・ペトロヴナ(Елизавета Петровна)の衣装
上の衣装を着た肖像画
ピョートル大帝の后で第2代皇帝エカテリーナ1世の肖像画
次の部屋は世界8番目の不思議と言われていたThe Amber Room
この部屋だけは撮影禁止の為カタログから写真をお借りしました
琥珀の間の基礎になった琥珀製の装飾板は1717年に
プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム1世からピョートル大帝に贈られたそうです
ピョートル大帝の死後、エリザヴェータが冬宮の謁見の間の装飾にその琥珀板を使ったそうです
その後、エカチェリーナ2世の時代(1770年)にエカテリーナ宮殿に移動したのだそうです
エカチェリーナ2世は琥珀の間をことのほか愛し、部外者の立ち入りを禁止していたそうです
1941年ナチスドイツにより宮殿内にあった多くの装飾品とともに琥珀の間の装飾も略奪されてしまったそうです
琥珀の間は暫くの間カリーニングラードで展示されていましたが
イギリス空軍の空爆によりすべて消滅したと言われています
1979年より琥珀の間の修復が始まり、2003年に24年の歳月をかけた修復が完了したそうです
次の部屋はThe Picture Hall
130枚の絵画で壁面が覆われています
部屋にあるペチカはこちら側が古いもので反対側にあるものはこれを真似して作ったそうです
次の部屋はThe Small White Dining-Room
Nikolai Vasilyev作製の机が展示されていました
天井画
次の部屋はThe Chinese Drawing-Room of Alexander I
部屋の名前にもなっている第10代皇帝アレクサンドル1世の肖像画
第8代皇帝エカチェリーナ2世の肖像画
18世紀の時計が飾られていました ちょうど10時だったので可愛らしいベルが鳴っていました
次の部屋はThe Pantry
飾られている家具は18世紀のものだそうです
次の部屋はThe Green Dining-Room
エカチェリーナ2世が自分の好みで息子夫婦の為に作らせた部屋だそうです
古代ローマ装飾のモチーフで表現されているそうです
次はThe Waiters’ Room
Bartolomé Esteban Perez Murillo(ムリーリョ)の「Mountain Landscape」が飾られています
Marie-Anne Collotの「Head of a Young Girl」が飾られています
The Church (Stasov) Staircase
18世紀のフランス画家の絵が飾られています
赤いカーテン越しの明かりで部屋全体が赤く染まっていました
1階にある部屋にはマイセンの磁器が展示されていました
廊下に飾られていた第二次大戦後のエカテリーナ宮殿の写真
宮殿内
正面階段(修復後は前回の記事を御覧ください)
宮殿内の見学を終え、お庭側に出てきました
お庭はこんな感じです
お庭から見た宮殿
最後に宮殿内にある琥珀で加工した作品が展示してあるお店を見ました
エカテリーナ宮殿のバーチャルツアーはこちらでご覧いただけます