次に見学したのはカジュラホで最大の寺院カンダリーヤ・マハーデーヴァ寺院
寺院は1029年頃建設されたもので、後部に向かって徐々に高い塔が連なるデザインで造られています
Sikhara(シカラ)と呼ばれる塔は高さ31mだそうです(写真はWikipedia英語版よりお借りしました)
チョウセンアサガオがたくさん咲いていました
基壇の上に登ります
こちらにもライオンと戦う王子の像がありましたが、 王子の腕や脚は壊れていました
マハー・マンダバ(大拝堂)とマンダバ(拝堂)の間にある柱状の構造の側面には裸の人物像が施されています
マハー・マンダバの南側翼廊(Transpet)部分には戦闘や狩りなどの彫刻が施されています
Antaralaの壁面もミトゥナ像や女神像で覆われています
ミトゥナ像
中でも有名なのが一番下の3人の女性と1人の男性の像です
84基の小シカラが大シカラを包み込むように造られています
シカラの壁面は細かな文様が施され、小シカラを支える柱状の構造の側面は裸の人物像で覆われています
林立するシカラはシヴァ神が住むカイラス山もしくはヒマラヤ山脈を象徴していると考えられているそうです
北側から見た寺院
シカラの北西壁面部分
北側の翼廊
Antarala北側の壁面部分
こちらには3つの同じポーズのミトゥナ像があります
一番下の部分は行為の始まりを
真ん中の部分は行為の真っ最中でエネルギーが充満しているために赤い石で表し
一番上はエネルギーを使い果たして消耗しているため黄色い石で表しているそうです
寺院の内部に入ってみました
入口にある彫刻は3つの川を表していて真ん中がガンジス河だそうです
この寺院はシヴァ神に捧げられたものでリンガが祀ってありました
繞道(にょうどう)と呼ばれる通路を右回りに回ります
シカラの真下にあるバルコニー部分から入ってくる光で内部の彫刻が照らされています
カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院の隣にある小さな祠はシヴァ寺院
シヴァ寺院の正面壁画
ポピーや
大きなダリアが綺麗に咲いていました