シナイアを出発してE60号線を北へ進みます
隣町Buşteni(ブシュテニ)も山岳リゾートとして有名な街です(写真は20世紀初頭に建てられた市庁舎)
こちらも20世紀初頭に建てられた文化博物館
途中ブラショフ行きの電車に出会いました
ルーマニアでは電車よりも自動車のほうが目的地に着くのが早いそうです
ワインで有名なAzuga(アズガ)と言う街を通りスキーリゾートの街Predeal(プレデアル)へ
写真はプレデアルのBiserica Sfintii Imparati Constantin si Elena(コンスタンティンとヘレナ教会)
その後、こんなヘアピンカーブを下りて
30分くらいでBraşov(ブラショヴ)の街の郊外に着きました
ブラショヴを通りぬけ北へ向かいます
のどかな田園地帯を通り進みます
ブラショヴから50km過ぎた頃Cetatea Rupea(ルペア要塞)が見えてきました
紀元前4世紀頃のダキア人の遺跡を元に14世紀にザクセン人が造った要塞だそうです
ブラショヴから1時間40分くらいでSaschiz(サスキズ)と言う街を通りました
1999年に世界遺産に登録されたトランシルヴァニア地方の要塞聖堂のある村落群の中のひとつがこの街にあります
サスキズの要塞教会は14世紀にトランシルヴァニア・ザクセン人によって建てられた要塞だそうです
シナイアから165km、Sighişoara(シギショアラ)の街に着きました
1999年に世界遺産に登録されたシギショアラ歴史地区に向かいます
シギショアラは1191年にトランシルヴァニア・ザクセン人によって築かれた都市だそうです
Turnul Croitorilor(仕立て業者の塔)から城塞へ入ります
仕立て業者のギルドは14世紀にはシギショアラで最も富裕なギルドで
彼らが建てた塔はシギショアラで最も高い塔としてそびえ立っていたそうです
1676年の大火の際に塔内に保管されていた火薬が爆発したことで損壊し
現在の塔は1935年に再建されたものだそうです
建物の下に造られたトンネルを抜けると
Piaţa Cetăţii(城塞都市広場)に出ます
広場からはシギショアラのランドマークであるTurnul cu Ceas(時計塔)が見えました
この日の昼食は時計塔の近くにあるCasa Vlad Dracul(ヴラド・ドラクルの家)で頂きました
ヴラド・ドラクル(ヴラド3世)はブラム・ストーカーの小説「ドラキュラ」のモデルとされている人物です
この邸宅は1431年から1435年にヴラド3世の父ヴラド2世が幽閉されていた場所で
ヴラド3世はその幽閉期間中に生まれたそうです
こちらはレストランの1階
私達は2階で食事をしました
階段を上ると壁にはシギショアラの街とヴラド3世の肖像画が描かれています
ヴラド・ドラクルの像
レストランの中はこんな感じです
天井には昔の壁画が残っていました
ドラクルとは竜の事でドラキュラとは竜の息子という意味だそうです
ドラキュラの前菜という名前の料理 なすとトマトの煮込みでした
メインはチキンソテー付け合せはマッシュドポテト
デザートはパパナッシュ
カッテージチーズ、卵、小麦粉などを混ぜて揚げたドーナツ風のお菓子です
今年もたくさんの方々にブログをご訪問いただきましてありがとうございました
1週間に1回アップするのがやっとで遅々として進みませんが来年もよろしくお願い致します
皆さま良いお年をお迎えくださいませ