ヴェリコ・タルノヴォを出発してE85線を北へ向かいます
目的地まで82kmの旅です
1時間くらいでこんな景色が見えてきました
1979年に世界遺産に登録されたイヴァノヴォの岩窟教会群を訪れました
この地方の洞窟群には後のブルガリア正教会総主教ヨアキムが居を定めた1320年代以降17世紀まで
修道士達が住むようになり、僧房、教会群、礼拝堂など40もの教会群を岩から切り出したそうです
その周りには300ほどの宗教用施設用地があったそうですが現在はほとんど残っていないそうです
地図の右下にある教会群の1つ聖母教会へ向かいました
暑い日だったので日陰のある階段の道を登りました
岩の割れ目が入口です
聖母教会には14世紀中旬に描かれたフレスコ画が残っています(右側の窓は保護の為に作られたそうです)
内部は3つの部屋にわかれています(写真は1つ目の部屋)
2つ目の部屋
天井のフレスコ画
「平和の女使者」
「キリストの変容」
3つめの部屋 奥にあるベランダが昔の入口だったそうです
ベランダから下を覗いてみました
3つ目の部屋の天井のフレスコ画
「バプテスマの聖ヨハネの断頭」
教会の創立者イヴァン・アレクサンドル王の肖像
帰りは違う道を通って下に降りました
途中で修道士が掘った洞窟の跡をいくつか見かけました
この辺りは自然環境保護区域になっていて地元の人の憩いの場所になっているそうです
日陰が無いので暑かったですが眺めはとても良かったです
岩にある穴は宗教施設の跡だそうです
真ん中付近の緑の屋根が聖母教会です