聖ポール天主堂跡を見学した後、大三巴街を進みます
この辺りにはマカオ名物のお店や雑貨店が立ち並んでいます
女媧廟
「女媧」は蛇の身体と人の顔を持った道教の女神さまです
女媧が地上に現れる前は人は存在しませんでした
そこで女媧が黄土をこねて地上に人を誕生させたと言われていて道教では「人類を創った神様」とされています
誕生に関わる女神なので女媧廟をお参りすると良縁に恵まれると言われています
大三巴街と草堆街のT字路にある「石敢當」
日本では沖縄でよく見かけるものですが中国伝来の風習で福建省が発祥とされています
ぶら下がっている蝙蝠は幸福と発音が同じため縁起物として飾られているそうです
板樟堂街 この辺りにはポルトガル人が建てた当時の建物がたくさん残っています
聖ドミニコ教会
1587年メキシコのアカプルコから来た3人のドミニコ会スペイン人修道士により建てられました
当時は木造だったため「板樟堂」と呼ばれたそうです
淡い黄色の壁と緑のドア、白い漆喰装飾のファサードはマカオで最も美しいと言われています
現在の建物は1826年再建とも1828年再建とも伝えられています
ここも世界遺産マカオ歴史地区に登録されている場所のひとつです
1834年に修道士がいなくなり政府によって徴収された教会は閉鎖され一般人の作業場と化しました
後に再び開かれポルトガル本土から多くの宗教画が贈られてきたそうです
祭壇にはロザリオを持った薔薇の聖母子像が祀られています
天井にはA.M(アベ・マリア)の文字をモチーフにしたエンブレムがあります
両翼にはキリスト像や
聖母像が祀られています
聖ドミニコ教会前の聖ドミニコ広場も世界遺産のひとつです
マカオの街の道路標識はタイルで出来ています
世界遺産のひとつ「セナド広場」
セナド広場は何世紀にもわたってマカオの街の中心であり
現在も公共のイベントや祝典が開催される最も人気のある広場です
広場はパステルカラーの新古典様式の建物に囲まれており波型模様の石畳が美しいです
1784年に建てられたマカオ初の市議会所有のレアル・セナド・ビル(白い建物)も世界遺産のひとつです
修復中で緑の布で覆われている建物「仁慈堂」も世界遺産のひとつです
仁慈堂は慈善活動を目的にマカオ最初の司教によって1569年に創立された団体で
中国における保育園、孤児院も併設する最初の西洋式病院を設立しました
建物は真っ白な外壁でポルトガルで最も著名かつ古い慈善団体の建物をモデルに建立されました
セナド広場に隣接する1929年に建設された澳門郵政局
亞美打利庇盧大馬路の歩道には
こんなモザイクがありました
ポルトガルの航海者「ジョルジュ・アルバレス」の像
1513年に中国に初めて到達したポルトガル人です