2018年5月5日の奥入瀬渓流ウォーキングの続きです
馬門橋を渡って渓流の右岸を歩きます
この辺りは奥入瀬の中でも一番流れが激しく最も美しいとされている
「阿修羅の流れ」です
苔むした岩の間を流れ落ちる清流の白いしぶきと
周囲の緑のコントラストが美しい場所です
阿修羅の流れの少し上流のこの辺りは1999年に山が半分崩れ落ちて川が全部埋まったそうです
その後中洲だけが残り「平成の流れ」と呼ばれている新しい流れができたそうです
土砂崩れ後に再生した新しい森と
極相林(成熟した森)の両方を
一度に見ることが出来る珍しい場所になりました
流れの飛沫が鍛冶屋の火花みたいにみえる「飛金の流れ」
流れが変ったために飛沫があがらなくなったそうです
水溜りの中を車が通ることで飛ばされた飛沫が苔を成長させているのだそうです
以前の飛金の流れのような水飛沫が見える
上流に出来た新しい流れ
滝や流れの名前はだいたい明治時代につけられたものなのでその頃とは流れも変わってきているそうです
「千筋の滝」 奥入瀬で一番小さい滝だそうです
だんだんと流れが緩やかになってきました
真ん中にある茎部分が表で葉っぱが裏になっているリョウメンシダ
裸渡橋を渡りまた奥入瀬渓流の左岸を通ります
この辺りに来ると川幅も広くなってきました
川岸を離れ少し登ったところに
ゴールの「雲井の滝」があります
雲井の滝は高さ25m 二段に屈折し水量も多く滝壺に落下する水音が辺りに轟わたっていました
歩き始めてから2時間くらいでの到着でした