2018年5月5日の青森旅行の続きです
この日はホテルのアクティビティ「奥入瀬ガイドウォーク」に参加しました
ホテルからシャトルバスでガイドウォークの出発地「石ケ戸」に向かいました
バスを降りるとみんなが覗き込んでいたので何かな?って思ったらオタマジャクシがたくさんいました
休憩所にあるジオラマで奥入瀬渓流についての説明を受けた後、約2.8㎞のウォーキングへ出発しました
「石ケ戸」は幅10m四方の大きな石がカツラの木にもたれかかって自然にできた岩屋です
「ケ戸」(けと)はこの地方の方言で小屋という意味です
昔、鬼人のお松という女盗賊がここを住処とし旅人から金品を奪っていたという伝説があります
「石ケ戸の瀬」は流れが緩やかです
ゼンマイの新芽があちらこちらにありました
岩の間に挟まれているどんぐりの木(黒っぽい木)は
岩の上の苔から出た芽が成長して木になり岩を割って地面に根を張ったのだそうです
違う岩ですが、苔の中にある黄緑色のがどんぐりの芽です
奥入瀬渓流は十和田湖から流れ出ている川で全長14kmあります
今回歩いた中流域は流れが美しい場所です
川の中で何か潜ったと思ったらシノリガモでした(左がオス、右がメス)
奥入瀬の自然を作ったのは苔だという事で
ルーペを使って苔を観察しました
一つの岩にいろんな種類の苔が生えていました
嫌われ者の苔と言われているジャゴケ(他の苔の名前はわかりません)
自然のままで人の手を加えないという事で倒木も片づけられずに放置されています
名前はわかりませんがこんな花が咲いていました
遊歩道にはベンチも置いてあります
イチリンソウかニリンソウ どちらでしょう?
トクサ
昔は紙やすりの代わりとして使われていたそうです
現在でも高級つげぐしの歯や漆器の木地加工、木製品の仕上げ工程に使用されているそうです
木管楽器の葦製リードを磨いて調整するのにも使用されているそうです
対岸にはトクサがたくさん生えていました