10月10日の朝7時頃、玉造温泉街のお散歩へ出かけました
玉湯川ぞいを進みました
どこかで見たような顔立ちのブロンズ像がありました
古事記の出雲神話をモチーフにした像で奈良のゆるキャラ「せんとくん」を作った「薮内佐斗司」さんの作品です
こちらは「八十神の迫害神話」のウムギヒメ(蛤貝比売)
大国主命が八十神に殺されたときに蘇生させた女神の1柱です
ウムギヒメはハマグリの女神とされその煮汁が治療に利用されたのではないかと言われています
「根の国訪問神話」のスセリヒメ(須勢理毘売)
スセリヒメはスサノオの娘で根の国の住人で大国主命の正妻です
根の国を訪問した大国主に一目惚れし的確なサポートでスサノオの試練突破の助けになりました
玉造温泉のシンボル「まがたま橋」
「佐太大神誕生神話」のキサカヒメ(支佐加比売)
キサカヒメは赤貝を神格化した女神で大国主命を蘇生した神です
佐太大神(猿田彦命)が生まれた時に無くした弓と弓で打ち抜いた岩の壁のお話です
「恋山神話」のタマヒメノミコト(玉日女命)
タマヒメノミコトという美しい女神に恋をしたワニ(サメ)のお話です
「大国主命の妻問い神話」のヌナカワヒメ(沼河比売)
ヌナカワヒメは高志国(現在の北陸・上越地方)の姫です
八千矛(大国主)との妻問いのやりとり(当時の結婚の手順)のお話です
湯薬師広場たらい湯
「美肌の湯」と言われる玉造温泉の源泉を自由に汲むことができます
玉造湯薬師堂
重い病に臥せる主君のために病気平癒を祈願した家臣の夢に出てきた白髪の老人がこう告げました
「今は埋まっているが玉作川の川床に霊泉の湧き出る場所がある、霊泉を浴びればたちまち病が癒えるだろう」
早速川床を掘ると1体の薬師如来が見つかり霊泉が湧き出たそうです
白髪の老人は薬師如来の化身で主君の病も癒え、感謝の心をこめて御堂を建立し薬師如来像を安置したそうです
玉作湯神社(たまつくりゆじんじゃ)
713年から20年という歳月をかけて編纂された「出雲国風土記」にもその名が記載されている古社
出雲玉作部の始祖とされる櫛明玉命(くしあかるだまのみこと)
温泉守護、温泉療法の神、大名持命(おおなもちのみこと)と少彦名命(すくなひこのみこと)を祀っています
境内には触って祈れば願いが叶うと言われる「願い石」があります
願い事を叶えてくれるパワースポットとして人気があるそうです
境内には古代住居を模した収蔵庫があり
玉類の完成品、半製品、砥石、古代のガラス、坩堝など700余りが収められているそうです
川の中にある足湯
まがたまの形の小島の中にある青めのうの原石にさわると幸せになると言われています
「三種の神器」
姫神広場にある足湯
「姫神」
「因幡の白兎神話」
「八岐大蛇退治神話」
7時半から朝食でしたので、30分くらいの慌ただしいお散歩でした