旅の2日目に最初に訪れたのは安来市にある足立美術館
開館時間の9時に駐車場に着きましたが、既にかなりたくさんのバスや車がありました
足立美術館は1970年に地元出身の実業家「足立全康」が開館した美術館で
130点におよぶ横山大観の作品と日本庭園で有名な美術館です
アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が
全国の日本庭園900か所以上を対象にした2016年日本庭園ランキングで「14年連続日本一」に選ばれています
枯山水庭をはじめ、5万坪に及ぶ6つの庭園があります
展示作品は撮影禁止ですがお庭は自由に撮影できます
陶芸館横から見た枯山水庭
苔庭
杉苔を中心とした苔が植えられた京風の庭園です
苔庭の赤松はすべて斜めに植栽されています
茶室寿立庵前のお庭
小さな滝がありました
枯山水庭
自然の山々と人工の庭園との調和が美しい美術館の主庭です
喫茶室翠の横にある大きなガラス越しに見たお庭です
正面からのお庭を見たかったので喫茶室でお茶しました
期間限定メニューの白玉クリームあんみつとホットカフェラテ、アイスカフェラテ(各1000円です)
中央に配置されている3つの立石は峻厳な山をあらわし、
そこから流れ落ちる滝水はやがて手前にある白砂へと流れ込む
大自然がもつ深遠な風趣を枯山水という伝統的な手法により表現しているそうです
借景となっている亀鶴山には
横山大観の作品「那智乃瀧」をイメージした人工の滝「亀鶴の滝」(高さ15m)があります
池庭
周囲との調和を考え、新しい感覚と伝統的手法を用いて造られた庭園です
水温が安定しているためこの池の水は冬でも凍らないそうです
「生の掛軸」
床の間の壁をくり抜いてあたかも一幅の山水画が掛かっているように見せています
「生の額絵」
館内の窓がそのまま額縁になっていました
白砂青松庭
横山大観の「白沙青松」をモチーフに造られた庭園です
石は鳥取県名産の佐治石、池を挟んで右側には黒松、左側には赤松が植栽されています
白砂青松庭から見た枯山水庭
お庭の見学を終えて2階にある展示室と陶芸館、新館を見学しました
この時本館では「文化勲章受賞の作家たち」という特別展が行われていました
横山大観「紅葉」
作品の写真はHPからお借りしました
竹内栖鳳「爐邊」などを見ました
童画コーナーにあった林義雄「天使のおひるね」
3時間くらい館内で過ごし松江に戻りました
お昼は市内にある「udon・diningcafe安菜蔵」でいただきました
店内はこんな感じです
頂いたのは「大えび天ぶっかけうどん」
高台の住宅地にあるお店で窓からは宍道湖が見えます