5月4日の朝です
夜から朝方にかけて降っていた雨もホテルを出発する頃には上がってきました
この日はくじゅうから南阿蘇へ移動します
産山村を抜けて
阿蘇市波野へ
天気が良ければ阿蘇の山々が見えるはずですが
靄で下の景色も見えませんでした
1時間くらいでこの日最初の目的地「上色見熊野座神社(かみしきみくまのいますじんじゃ)」に到着
鳥居の脇にいる狛犬
太い前足とユーモラスな顔つきが印象的でした
参道入口の狛犬(昭和41年建立)
最初は緩やかな坂道を登ります
参道の脇には石灯籠が並んでいます 100基あるそうです
石灯籠と石灯籠の間にこんな花が咲いていました
サトイモ科の「ヒトヨシテンナンショウ(人吉天南星)」というそうです
熊本、宮崎、鹿児島の山地の林下に生息するそうです
5分ほど歩くと石段が見えてきました
参道脇にある「さざれ石」
この岩は鬼八法師が阿蘇大明神に追われる途中に身体山を蹴破った時に転げ落ちた岩の塊だそうです
10分ほどで二の鳥居に着きました
拝殿まではもう少しです
「上色見熊野座神社」 俗名「穿戸権現(うがとごんげん)」
祭神は「伊邪那岐命(イザナギノミコト)」「伊邪那美命(イザナミノミコト)」
拝殿の後ろに回ると
本殿があります
本殿前の狛犬(昭和43年建立)
本殿の裏には「穿戸社」があります
こんな道を登ります
震災前には木の階段があったそうですが通れなくなっていました
滑りやすい急坂なので上るのに10分くらいかかりました
鬼八法師が蹴破った「穿戸岩」
縦横10メートル以上の大風穴です
巨大な岩山を大きな風穴が貫いていることから、どんな困難な目標も必ず達成できると言われています
穴の中に立つと心地よい風が吹き抜けていました
「穿戸岩」から本殿を見るとこんな感じです
曇り空でしたが降りる頃には日が差してきました
同じ道を戻ります
下りの方が上りよりも時間が短く感じました
こちらの神社はアニメ「蛍火の杜へ」のモデルになったと言われています