昼食後、インディペンデンツァ通りをアルベロベッロの中心に向かいました
「トゥルッリの町」と呼ばれるアルベロベッロは灰色の円錐形の屋根を持つ建物が有名な街です
1996年に世界遺産に登録されました
まずは地元の人々が日常生活を営んでいるアイア・ピッコラ地区へ向かいました
坂道を上っていくと観光の中心であるモンティ地区のとんがり屋根がたくさん見えてきました
とんがり屋根のトゥルッリはモルタルを一切使わずに石を積み上げて作られています
17世紀にこの地方を治めていたジャンジローラモ・アクアヴィーヴァ領主は
ナポリ王に支払う住居税を何とか減らそうと画策し、税金の観察使の目を免れるため、
石を崩せば簡単に解体できるトゥルッリ以外の住居を作ることを禁じたのだそうです
アイア・ピッコラ地区には約400のトゥルッリがあり1500人の人が住んでいるのだそうです
住宅地なので観光客もほとんど見かけずに静かな所でした
トゥルッリはアルベロベッロ産の石灰岩を積み上げて組み立てます
地表付近で採掘される層状び岩は屋根用、塊の岩は壁用にしているそうです
猫ちゃんがいる方向に進んでいったのですが全然逃げる気配も見せませんでした
そばに寄るとスリスリしてきて道案内するみたいに先導してくれました
屋根が二つ繋がっている場所には樋がついていて雨水は地下にある井戸へ溜められるそうです
ジュゼッペ・ヴェルディ通り
屋根の色は元は白いそうですが酸化して次第に黒くなっていくそうです
この家は修復したのか一部分屋根が白かったです
屋根の葺き替えは50年に一度行われるそうです
ガリレオ・ガリレイ通りを進みます
ラマルモ通り付近にはトゥルッリ以外の建物もありました
郷土博物館
XXVII Maggio広場
ポポロ広場
オベリスクは戦没記念碑
プレビジト広場から見たモンティ地区
階段を下りてモンティ地区へ向かいました