昼食後、ウチワサボテンの畑の中を通り北へ向かいました
ピアッツァ・アルメリーナの街を抜けて
1997年に世界遺産に登録されたヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレへ
3世紀頃に建てられた別荘跡で、所有者はローマの貴族もしくは皇帝マクシミアヌス(在位286~305)と推測されています
12世紀の洪水で土中に埋もれた為に古代の建築が比較的良い状態で保存されています
63室の床面に施されたモザイク装飾は総面積3500㎡、
37色の小石約3000万個を使用した古代ローマ屈指の規模だそうです
最初に向かったのは浴場(地図6)
浴場はスチームバスになっていて温浴室、ぬるま湯浴室、冷水浴室に分かれています
こちらはぬるま湯浴室(地図8)
マッサージ室(地図9)
冷水浴室(地図10)
ギリシア神話の海の精ネーレーイスのモザイク画があります
所々フレスコ画も残っていました
冷温浴室
ヴィーナスの小さな部屋(地図4)
体育場(地図15)
ローマの戦車競技場の様子が描かれています
観客席
トイレ(地図14)
正面の穴の開いている所が大理石でできた便器です
便器の下には水があり川のように流れていたそうです
玄関(地図11)
列柱のある中庭
真ん中には噴水があり周りには色とりどりの花が咲き乱れていたそうです
Lararium(地図12) 左の馬蹄形の場所 チャペルだったそうです
中庭の周りの廊下にはたくさんの動物の顔のモザイクがあります
ドミナの玄関(地図16) 待合室のようなもので
呼ばれてから隣にある体育場(地図15)へ向かったそうです
ノルマン窯の部屋(地図17)
控室(地図18)
スターモザイクの間(地図21)
ダンスの間(地図20)
四季の間(地図23)
漁をするキューピッドの間(地図24)
狩の小景のある集会所(地図25)
いろいろな狩の場面が描かれています
ダンス、漁、狩りは当時の貴族の嗜みだったそうです
八角形のモザイクの間(地図26)
四角形のモザイクの間(地図27)
まだまだ部屋があるので続きは次回