2014年3月のシチリア旅行の続きです
アグリジェントの「神殿の谷」を見学した後、州立考古学博物館へ向かいました
博物館の入口付近にはグレコローマン時代の教会の座席が飾られています
座席の背もたれ部分にはギリシア語の碑文が刻まれています
博物館内はカテゴリー別に分類展示されています
こちらはモンテクルーザのネクロポリスから出土した紀元前7~6世紀頃の陶器類
当時の王様のお墓から見つかった金のお皿
陶器類に描かれている絵は鳥や動物の物が多かったそうです
シチリアのシンボルマーク「トリナクリア」が描かれた鉢(右下)もありました
壺は大きさや形で男性用、女性用が識別できるそうです
アルカイック時代の女性の像
スフィンクスが刻まれている物もありました
ライオンの形をした神殿の放水管
紀元前3世紀頃の金の髪飾り
紀元前5~3世紀の陶器類
アッティカやグレコ・イタリキの陶器が集められているそうです
ギリシア神話が描かれている物が多かったです
口が大きい甕はクラテールと言い水とワインを混ぜるのに使われたそうです
神殿群からの出土品(ギリシア・ヘレニズム時代)
ゼウス神殿から発掘された巨大人物像テラモーネ(実物)
高さ7.75mだそうです
神殿の再現模型
テラモーネは列柱の間に梁を支える格好で組み込まれていたそうです
テラモーネの顔はアジア風の顔(左上)ヨーロッパ風の顔(右上)アフリカ風の顔(左下)と3タイプあったそうです
ヘレニズム・ローマ地区から出土した家屋の装飾
紀元前470年頃の青年像
水浴びをするビーナス(左上)戦士のトルソー(紀元前480年~475年頃)(右上)
胸像やトルソーもありました
ネクロポリスから出土した碑銘
ハートが刻まれている物もありました
ネクロポリスからの出土品
ジュノーネ(ヘラ)神殿からの出土品
ネクロポリスから出土した石棺
美しい浮彫が施された棺
幼い子供の棺
博物館の裏手にも遺跡が広がっていました
博物館から見たコンコルディア神殿
ヘラクレス神殿