2017年11月22日の京都のお話の続きです
これからしばらくは2017年7月のオーストラリアのお話と交互にUPしていきます
急用ができて帰ることになったCheeさんとふーみんさんと北野天満宮でお別れして
あつこさんと2人で近くのお寺へ向かいました
藤原秀衡の孫と伝えられる義空上人が開創した大報恩寺(通称名称 千本釈迦堂)です
本堂は1227年の創建時のままで京都市内最古の木造建築物として国宝に指定されています
このお寺でもう一つ有名なのは良妻賢母のおかめを祀ったおかめ塚(右隅)です
「阿亀(おかめ)」は本堂建築で棟梁を務めた大工「長井飛騨守高次」の妻でした
高次が本堂を建築していた時、大切な柱となる木材を短く切り過ぎて憔悴していたそうです
おかめは枡組という技法で柱を継ぎ足すといいのではと提案し夫の窮地を救ったそうです
これにより夫は工事を無事に遂げることが出来ましたが専門家でもない女の知恵で
棟梁が大仕事を成功したと言われては夫の恥と上棟式を迎える前に自害してしまったそうです
高次は本堂の上棟式にあたり妻の冥福と工事の無事を祈って永久に本堂が守られる事を願い
亡き阿亀に因んだ福の面を扇御幣につけて飾ったそうです
現在でも上棟式でおかめ御幣が飾られるのはおかめの徳を偲んで
永久に保つような建物となり繁栄を祈るためと言われています
お仕事が終わって駆け付けてくれた「MonMonだモン!!+」のRaeさんと合流して
近くにあるお寺へ行こうと路地を歩いているとこんなかわいい猫ちゃんに出会いました
引接寺(通称名称 千本ゑんま堂)
ゑんま堂の始まりは小野篁が閻魔法王を安置したことによると伝えられています
左にあるハメ看板はゑんま堂狂言のもの 右奥にある十重の塔は紫式部の供養塔です
こちらにある犬用、猫用のペットお守りを買うために訪れました
お守りを買った後どこかでお茶をしようということになり千本通から西陣を通って
20分くらい歩いて石薬師町にある古民家カフェ「カフェラインベック」へ
この時16時半ごろで18時に予約している夕食が食べられないと思い
サワークリームアップルパイとアイスティーを頂きましたが
あつこさんとRaeさんはパンケーキをしっかり完食されてました
大宮通を丸太町通まで15分くらい歩いた後バスに乗り河原町へ
夕食は「川村料理平」御幸町店で頂きました
しめじと九条ネギの酒盗あえ、牛肉のしぐれ煮、帆立の有馬煮、鮎甘露煮、栂尾煮
カツオのカルパッチョ
エビ芋とアンコウのから揚げ
鯛の蕪蒸し
油焼き大根とイベリコ豚の網焼き
キノコご飯と味噌汁、お漬物
デザートはリンゴババロア、マスカルボーネアイス、柿でした
食事しながらお喋りをして20時頃まで楽しい時間を過ごしました