朝の雲仙地獄です
朝食前にお部屋に玄米茶と梅干が運ばれてきました
朝食は食堂で頂きます
サラダバーがあり地元のお野菜が食べ放題です
左の白い物は飲むヨーグルト、奥の白い物は自家製コラーゲン豆腐
フグの一夜干し、アオサのお味噌汁、茶ソーメン コーヒーもありました
食後、お庭を通って雲仙地獄へお散歩に
これは旅館のお庭にある源泉です
泥火山
灰白色の粘着性のある土質で地中からの噴気で盛り上がり成長する円錐形の小さな山が幾つも形成されます
その日の水分で異なる山の形になるそうです
この日は水分が多いのか小さな山しか出来ませんでした
森の中を歩いているとこんなキノコを見かけました
邪見地獄
嫉妬心によって生じた不和を解消する湯と言われています
大叫喚地獄
雲仙の地獄で最も噴気活動が活発な所で噴出する熱水は100℃近くあるそうです
白い噴気は30m~40mにも上がっていくそうです
ゴウゴウという噴気音が地獄に落ちていく亡者の絶叫のように聞こえることから名前がつきました
高台にある展望所から見た雲仙地獄
キリシタン殉教碑(右)と聖火燃ゆ之碑(左)
1627年から1631年まで雲仙の焦熱地獄でキリシタンに信仰を捨てさせる為の拷問と処刑が行われたそうです
ここで殉教した27名とここで拷問を受け後に長崎で火刑となった5名の名前が刻まれています
聖火燃ゆ之碑は1928年に「生田蝶介」が小説「聖火燃ゆ」の取材で訪れた時に殉教者に捧げた
「今もなほ丹きつつじの山こめて聖き血しほの燃ゆるなりけり」という一首が刻まれています
お糸地獄
その昔、島原城下で大変裕福な暮らしをしていたのに密通して夫を殺してしまったお糸という女性がいました
お糸が処刑された頃にこの地獄が噴出したので「家庭を乱すと地獄に落ちるぞ」という戒めを込めて名が付けられました
雲仙地獄から見た宿泊旅館「雲仙宮崎旅館」
お糸地獄の前にある「雲仙地獄工房」にいた猫ちゃん
温泉たまごは「1個食べたら3年長生き、2個食べたら5年長生き、3個食べたら死ぬまで長生き」と言われています
10時頃、旅館を出て国道389号線、県道47号線を通って南島原へ向かいました
史跡「日野江城跡」へ
一時は肥前国に広域な勢力を伸ばした有馬氏の居城跡です
世界遺産候補「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産の一つに選ばれましたが
禁教期との関連性が薄いとの判断で構成遺産から除外されました
石積みの石垣が残っています
1995年から2000年までの発掘調査でこの場所に安土城にしか見られない直線階段が見つかったそうです
発掘時の写真です
次は島原の乱の終焉の地 史跡「原城跡」へ
世界遺産を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産の一つです
本丸跡
午後からミサが行われるのでテントが張られていました
島原の乱の後に幕府の命令で取り壊された石垣の跡
櫓台石垣 薄っすらと見えるのは天草
本丸門跡
埋門跡
北村西望作「祈りをささげる天草四郎」像
海に面した小さな森は「天草丸」と呼ばれた出丸
原城跡を見学後、口之津からフェリーに乗って天草へ向かいました
沖合には旗を立てた漁船がたくさん漁をしていました
30分ほどで熊本県天草郡五和町にある鬼池港に到着しました
お昼ご飯は丸健水産で頂きました 海鮮丼
海鮮ひつまぶし
この時期だけ限定の赤うにとガンガゼうにの2種盛り丼
うにの炊き込みご飯の上にうにが盛り付けてあります