昼食後、 ヒロ国際空港の横を通り
ハワイ火山国立公園を目指します
ヒロの街から40分ほどで公園のゲートを通りました
公園内で最初に訪れたのは約500年前に出来たと言われるサーストン溶岩トンネルです
巨大なシダの間を進むと
トンネルの入り口が見えてきました
火山の噴火で流れ出た溶岩流の外側は空気により冷やされ固まります
固まった所がトンネルの壁となり中にある熱い溶岩は流れ落ちていき
溶岩が最後まで流れ落ち空洞となったのがラバ・チューブ(溶岩トンネル)だそうです
トンネルの中は広く天井も高く少しひんやりしました
ところどころ天井が低くなっている所もあり、滴り落ちる水で水たまりも出来てました
トンネルを通り抜けるのに5分ほどかかりました
溶岩トンネルを後にキラウエア火山の火口の一つに向かいました
地中を流れる溶岩の熱で地下水が温まり水蒸気化した煙が上がっているのをあちらこちらで見かけました
キラウエアミリタリーキャンプの敷地内で飛べないガチョウ「ネネ」の歩く姿が
一時絶滅寸前までいったそうですが現在保護活動のおかげで2000羽くらいまで増えたのだとか
サーストン溶岩トンネルから20分ほどで火山の女神ペレが住むというハレマウマウ火口が見える場所に到着しました
長年にわたり噴火がなかったハレマウマウ火口ですが2008年3月19日水蒸気爆発が起こったそうです
それ以後現在に至るまでずっと噴煙を上げ続けているそうです
展望台の近くにはトーマス・ジャガー博物館があります
1912年地質学者トーマス・ジャガーにより設立された博物館で、館内には地震計など火山地帯の研究に使う機材や
上の写真のような珍しい形の溶岩、ペレの髪の毛(左下)やペレの涙(右下)などが展示されていました
火口を見学した後、突然雨が降ってきましたが
高度が下がっていくとあっという間に青空になりました
次に訪れたのは漆黒のビーチ プナルウ黒砂海岸
この黒砂は火山から流れてきたマグマで出来た溶岩が砕けて出来たものだそうです
黒砂の中には橄欖石(ペリドット)が混じっていることがあるとか・・・
この海岸では運が良ければカメの姿も見ることが出来ます この日は4匹のカメに会えました
カメの4m以内には近づいてはいけないそうです もしもカメに触ると100万円の罰金だそうです
しばらく東海岸線を走った後
マウナ・ロアから流れた溶岩で木が生えていない場所を通り西海岸のコナ・コーストへ
コナ・コーヒーのお店で休憩してお買い物しました
その後、カイナリウという小さな街を通りました
1930年代に建てられた映画館コナ・シアター 現在は廃墟になっていました
日系のタニモトさんが1932年に建てた映画館アロハ・シアター
現在は映画を上映するほか地元の劇団の常設舞台になっているそうです
18時20分頃、カイルア湾が見えてきました
トライアスロン世界大会の水泳のスタート地点
18時45分頃、コハラ・コーストに沈んでいく夕陽
夕陽に照らされて赤く染まるマウナ・ケア山(標高4205m)
頂上で白く光っているのは天文台
ハワイ島を1周してホテルに着いたのは19時過ぎでした
夕食はホテルにあるレストラン「Dona&Toni's Pizza」で頂きました
シーザーサラダ(上真ん中) 山羊チーズとスパイシーな海老のピザ(上右)
BLTピザ(下左) ペパロニ、イタリアンソーセージ、オリーブ、マッシュルームが入ったピザ(下右)
今年もたくさんの方にブログへ遊びにいただきましてありがとうございましたm(__)m
相変わらずのんびりの更新ですが、来年もよろしくお願いいたします
みなさま良いお年をお迎えくださいませ