朝8時ホテルを出発して1983年に世界文化遺産に登録されたアーグラ城へ向かいました
市場で仕入れた野菜を載せた屋台も同じ方向へ向かっていました
10分ほどで城壁が見えてきました
アーグラ城はムガール帝国第3代皇帝アクバルが15世紀に建設された旧城砦を1565年に改修したものだそうです
その後、ジャハーンギール、シャー・ジャハーンまで3代の皇帝の居城となりました
城は高さ20mの赤砂岩の城壁に囲まれ、赤い壁は2.5kmに渡って続いているそうです
南側にあるアマル・シン・ゲート(地図①)から入場しました
第2の門水の門(地図②)を通り
第3の門アクバル門(地図③?)を通り抜けると
長い坂があり奥にShah Jajani門が見えてきました
門の手前を右に曲がるとジャハンギール宮殿(地図④)が見えます
アクバル帝が息子ジャハンギールの為に建てた宮殿です
左右のシンメトリーが美しい赤砂岩に白大理石の象嵌細工を施した建物です
宮殿前には石を刳り貫いて造った浴槽がありました
宮殿の入口の装飾
内部はイスラムとヒンドゥー様式を融合させたデザインになっています
宮殿内部の装飾は壊れていました
バルコニー側
床にはこんな穴が開いていました
左側の壁の間から
タージ・マハルが見えました
白い大理石で造られた皇帝の寝室カース・マハル(地図⑥) 右側のインドの駕籠がモチーフの建物は息子の寝室
ここからもヤムナー川とタージ・マハルが望めます
カース・マハル内部
天井の装飾
娘の寝室
赤砂岩の上から漆喰が塗ってあるそうです
左側の白いバルコニーはムサンマン・ブルジュ(地図9)
タージ・マハルを建てたシャー・ジャハーンが息子に幽閉された場所だそうです
真ん中の建物がカース・マハル
アングリー・バーグ(地図⑤)
真ん中には噴水があり年間を通じてブドウや花が収穫されたそうです
一般謁見の間ディワニ・アーム(地図16)
皇帝が一般市民と謁見するための建物でシャー・ジャハーンが造ったものだそうです
イスラム様式のアーチや彫刻などが施されていてます
左側にあるのはインド大反乱時にコレラの為に死亡したイギリス人ジョン・ラッセル・コルヴィンの墓
正面奥にある玉座が置いてあった部屋
壁面には色とりどりの宝石が嵌め込まれていたそうです
大理石の玉座
シャー・ジャハーンにより1648年から1655年にかけて建てられた真珠モスクと称されるモーティ・マスジッド(地図19)
ディワニ・アーム前の広場
リスがたくさんいて観光客から餌をもらってました
アーグラ城の大部分は軍の管理下にあって見学できないそうです