朝8時頃ホテルを出発してカジュラホ村の中心へ向かいました
10分くらいで村のメインストリートに着きました
「カジュラ」とは「ナツメヤシの木」の事でかつては村中にナツメヤシの木があったそうですが現在は無くなっていました
1986年に世界文化遺産に登録されたカジュラホの建造物群を見学しました
カジュラホは9~13世紀に中央インドを統治したチャンデラー王朝の都市でした
当時は85の寺院があったとされていますが現在はおよそ25の寺院が残るのみです
まずはヒンズー教の寺が残る西の寺院群を訪れました
入口を入ってすぐ右側には山を表すヒンズー教の尖った屋根、仏教の四角い屋根、
イスラム教のドームの屋根と3つの宗教を融合した150年前に建てられた寺院が建っています
その建物の後ろにあるのはVisvanatha寺院とParvati寺院(左の小さい聖堂)
まずはこちらの寺院から見学しました
Lakshmana寺院は930年から950年の間に建てられた5つの聖堂からなるヴィシュヌ神を祀ったお寺です
カジュラホで最も保存状態が良いと言われています
ライオンと戦う王子の像
チャンデラー王朝の王子は素手でライオンを倒したと伝えられています
ラクシュマナー寺院の隣には現在も使われているヒンズー教のお寺Matangesvaea寺院が建っています
階段を上って外壁から見学しました 北東にある聖堂
南側の外壁からの見学です
カジュラホのお寺の修復はOKですが彫刻の修復はNGだそうです
壁にはミトゥナ像や神、女神の像が所狭しと彫られています
元々この地は花崗岩で出来ているので彫刻の為の砂岩を35km離れた川から運んできたのだそうです
象の頭を持つ繁栄の神ガネーシャの像
今にも踊りだしそうな足元の踵には乗り物のネズミが覗いています
象の間にも踊っている人たちが彫られています
こちらの壁の真ん中には
インクペンと紙を持ってラブレターを書いている女性の像があります
こちらの壁には有名なミトゥナ像があります
「ミトゥナ」とは男女の性交合を表現したもので性行為は快楽ではなく神に近づく手段として捉えられています
足を上げている女性は足から棘をとっているのだそうです
この行為は体の中から汚いものを取り除くと言うことだそうです
右の女性はお風呂上がりで髪を梳いているのだそうです
足元の鳥は髪から落ちる雫を飲んでいるのだそうです
こちらの壁の
右側の女性は耳飾り、腕飾り、おへその下のベルトで着飾っています
インドの人はベルトで出来た綺麗なお腹のたるみが好きなのだそうです
左側の女性は鏡を持って髪の分け目を作っています インドでは結婚している人は真ん中から髪を分けるのだそうです
こちらの女性は観光客に人気があって彼女の電話番号を知りたがる人が多いそうです
南東にある聖堂
赤、黄、白と様々な石の色がありますが彫られた年代はすべて同じだそうです
西側の壁
悪魔も彫られていました
この真ん中の女性は短いサリーを着けているのだそうです
雨の神の口が雨どいになっています
こちらも有名なミトゥナ像
お年を召した王様にはアシスタントが必要だったのだそうです
上の像がある下には人間の行為を覗く象もいました
北側の壁